ワールドリバース

日本に生息している珍しい魚

世界には私たちが普段見ることのない魚がいますが、日本にもなかなか見ることの出来ない珍魚がいます。

イトウ

イトウは、1メートルから1.5メートルにまで達する日本最大の淡水魚と知られています。北海道の一部の地域に生息しており、過去には十勝川で2.1メートルの個体が捕獲されたこともあるのです。現在は絶滅危惧種に指定されており、「幻の魚」とも言われています。生態も未だ解明されておらず、多くの謎が残っています。水族館の中には、イトウを展示しているところもありますので、興味があれば会いに行ってみてはいかがでしょうか。

アカメ

アカメは、名前の通り赤い目が特徴的な魚です。通常は他の魚のように黒い瞳をしているのですが、暗い場所で光が反射した角度によっては赤く見えるのです。トマトやイチゴのような真っ赤な瞳ではなく、ルビーのような美しい真紅に見えることが多いようです。日本の固有種であり、成長すると2メートルを超すこともあります。静岡県から鹿児島県まで幅広く分布していると言われていますが、主に高知県と宮崎県の2箇所で生息しています。イトウ同様に数が減ってきている魚でもあります。

ハリヨ

ハリヨは、体長5センチ~7センチほどの小さな魚です。日本では滋賀県東北部、岐阜県南西部に生息していますが、絶滅危惧種と指定されており、保護活動が行われています。寿命は1~2年と短く、繁殖期が過ぎると死を迎える個体がほとんどです。低水温を好み、20度を上回るところには生息していません。ハリヨのオスは繁殖のために巣を作りメスを待つのですが、メスはオスがモテている個体でないと巣で産卵してくれません。そのためモテないオスは他のオスが育てている卵を盗み自分の巣に置き、モテているフリをするという珍プレーもします。

日本では生息域が限られているだけではなく、乱獲や環境汚染によって珍魚となってしまった種もいます。もし日本の珍魚を手に入れたのなら、最後まで大切に飼いたいものですね。

静岡県静岡市ある当店には、シクリッドカラシンナマズなどといった大型魚や古代魚などの珍魚を数多く取り扱っています。人気のワイルド個体や活き、冷凍、乾燥、人工など種類豊富な餌の販売も行っております。輸入直後で状態が悪い場合は、しっかりとトリートメントを行った後に販売をしていますのでご安心ください。通販サイトも運営しておりますので、静岡市にお住まいの方だけではなく全国からのご利用をお待ちしています。